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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2007

近藤智弘「力不足とツメの甘さ」

今大会主催のブリヂストンとクラブ契約を結ぶ近藤は、このホスト大会で念願の頂点に立つために「最低でも20アンダー、19アンダーでプレーオフ」と、読んでいた。

終盤にチャンスホールが集中するここ袖ヶ浦カンツリークラブは何より16番からのプレーが鍵を握る。「17番はパー、18番では絶対にバーディが必要」と、分かっていながらみすみすチャンスをフイにした。

首位タイで迎えた17番で5メートルのパーパットを外した。
18番で、3メートルのバーディパットを外した。
最終組の片山に自ら塩を送ってしまった失態に「力不足とツメの甘さ」と、反省せずにはいられない。

先月から肩を痛め、本調子ではなかった。
そのために今週はシャフトを自身初というカーボンに変え、3年ぶりに使うというキャビティアイアンで戦うことになったが思い切ったクラブ変更には以前よりも楽にゴルフができるなど「新しい発見もあった」。

体調不良をカバーする以上の効果もあって、それがせめてもの収穫と納得させるしかない。
「4日間を通したらよいラウンドができたし、しょうがないかな・・・」と、つぶやいた。

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