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カニトップ杯チャレンジトーナメントII 2006

「カニトップ杯チャレンジII」2日目は36才の森田徹が単独首位。「明日は守らず初優勝を目指す」。

チャレンジトーナメント第14戦目となるカニトップ杯チャレンジIIは、宮城県黒川郡大和町にある杜の都ゴルフ倶楽部にて2日目のラウンドが行なわれ、前日の強風とは対照的に曇天無風のコンディションの中で、森田徹が前日からの好調を維持して単独首位に立った。

「ショットは良い感じで打てている」という森田は、前半のインで1つのボギーの他は「2メートルくらいのパットを沈めてのパーセーブ」を重ねて堪え、後半は4つのバーディで巻き返した。4番では2メートル、5番1メートル、7番と9番はOKの距離でのバーディで、ショットの好調さから、上がり6ホールで4バーディとスコアを伸ばした。

7,231ヤードという長いコース距離には、「長いくらいのほうがいい」と、受け止め方の転換で気持ちを前向きに持っていき、好スコアに結びつけた。

明日の最終日に向けて森田は、「しびれるのは当たり前。勝てばシードが見えてくるので初優勝を目指す。差が開いても守らずにいく」と積極的な姿勢を見せた。

現在チャレンジ賞金ランキング10位の森田は、この大会で優勝すると一気にランキング1位に躍り出る可能性もあり、来季のシードも見えてくる。

プロとしての夢のため、そして二人の子を持つパパとしても、明日の最終日は何としても決めたいところだ。

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