Tournament article

ゴルフ日本シリーズJTカップ 2006

真板潔が途中棄権

今季未勝利ながら、賞金ランク22位(国内のみの獲得賞金)につけて6年ぶり2度目に掴んだ今大会の出場権。
「なかなか出られる試合じゃないしね。なんとか最後まで頑張りたかったけれど・・・もうゴルフになりません」。

2日目のスコアカードを提出したあと、途中棄権を申し出た。

やはり2週前のダンロップフェニックス。
予選を突破しながら、3日目の9ホール終了後に腰痛のため棄権した。
そのあとのカシオワールドオープンも休養を取り、この頂上決戦に備えたが限界だった。

応援にかけつけたツアープレーヤーの野仲茂が言う。
「昨日の電話で相当、痛そうに言ってましたからね。今日も見ていたら、歩くのも痛そうで。いつやめてもおかしくない状態。よく18ホール完走できたと思います」。

今年、真板には優勝のチャンスが幾度もあった。
「でも結局、勝てなかった・・・。やっぱり、ここには勝って来ないとダメ」。

出場27人の精鋭たちより一足先にコースを去ることになったが、「来年はぜひ・・・」。
オフトレーニングで腰痛を治して、来季こそツアー2勝目を狙う。

関連記事