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PGM シリーズ゙第1戦ワールドチャレンジ 2005

PGMシリーズ チャレンジトーナメントとは?廣瀬 光雄(PGM取締役会長)インタビュー

廣瀬光雄PGM取締役会長
PGMがチャレンジトーナメントを開催する目的は?
「一言で言えば、男子ゴルフを盛り上げるためです。かつて日本で行われたワールドカップで中村寅吉さんが個人・日本団体優勝を果たし、第1次ゴルフブームが巻き起こった。
第2次ゴルフブームはジャンボ尾崎、青木功の登場です。大きな体からオーラを発していました。圧倒的な飛距離や小技のうまさで人気を集めました。
しかし、そこから時代は止まっています。後に続くスターがでてきていません。そこで若手の育成、新しいスターを発掘するためのチャレンジトーナメントを開催することにしたのです」

開催していかがだったでしょうか?
「メリットもあります。チャレンジを開催することでコース管理の技術があがります。今回は熊本の開催ですから、九州のPGM13コースのグリーンキーパーを集めて、コースセッティングやメンテナンスについて学べるようにしています。開催に向けて地域のみんなの心が一つになり、普段はあまり交流が出来ない従業員同士のコミュニケーションもアップしました。
また、PGMだからこそ足りないメンテナンスの機械やキャディを近隣のコースから集めることができるので、経費の削減を図ることが出来るのです。
さらに、プロアマ大会(大会の前々日に開催)に九州のPGMコースのメンバーに出場していただき、メンバー間の交流を図ることも出来ました」

これからのツアーはどうなるべきだとお考えですか?
「QTにとらわれず、もっと広く門戸を開くことが必要でしょう。女子は高校生の宮里藍さんがツアーで優勝して、一気に盛り上がりを見せました。男子も可能性がある限りいろいろな選手が出場できるようにするべきでしょう。
また、チャレンジトーナメントの優勝者には翌々週のツアーに出場権を与えるようにしてほしい。
私たちのポスターを観てください。“いちばん星になろう”がスローガンです。明日のスターが出てきてほしいのです」

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