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中日クラウンズ 2005

中嶋常幸が練習日の火曜日に、恒例の福祉施設訪問

いつもはクラブを巧みに扱う手も、この日はシャリを握るスシ職人のそれに変身だ。俵型の酢メシに新鮮なネタを乗せる。中嶋が心をこめて作ったスシが、色とりどりに並んでいく…。
中嶋常幸が、中日クラウンズの地元・愛知県東郷町の心身障害者・小規模授産施設「たんぽぽ作業所」の慰問を始めたのは7年前、1998年のことだった。
この年、1番パー4でティショットを直接カップに入れて、アルバトロスを達成。
このとき、受け取った副賞のトヨタプリウスと、100万円を同作業所に寄贈して以来、ここ和合に来るたびに施設を訪れて、みなさんと、楽しいひとときを過ごすのが恒例となった。

今年も練習日の26日(火)に、後輩で地元出身の鈴木亨、桑原克典、星野英正らを引き連れてやってきた。
差し入れのスシ50人前は、「俺が握るぞ!」と無邪気に言って、大きな手を米粒だらけに奮闘した中嶋。
「毎年、みんなが待っててくれると思うとうれしくてね…。来年は、みんなをクラウンズの会場に連れて行こうっていう計画も、してるんだよ」。

手作りのスシを味わったあとは、握手会を行ったり、パッティングコンテストで盛り上がったり、充実した時間を過ごしていた。

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