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セガサミーカップゴルフトーナメント 2005

今週の舞台<ザ・ノースカントリーゴルフクラブ>

クラブハウスから、一望できる雄大なコースは、全国でも数コースしかないといわれるオールベント芝。一見、フラットなコースだが、その中でも自然のマウンドが要所に効いて、立体的な戦略が求められている。
風との格闘を制し、距離感を惑わされない勇気を持った選手が、栄冠を勝ち取れる。

このザ・ノースカントリーゴルフクラブに関する“知識”を、「誰よりも持っている」と自負するのが、大会ホストプレーヤーの渡辺司だ。
開場のころからコースに携わり、コースを知り尽くしているという。
そんな渡辺が、いちばんのみどころとしてあげるのが、上がりの3ホールだ。
すべて池が絡む16番、17番、18番はいずれもリスクが大きいかわりに、バーディ、イーグルも狙えるスリリングなホールとなっているという。
渡辺に、そのあがり3ホールを解説してもらった。

16番、184ヤードのパー3(=写真)
なんといっても、池に囲まれたアイランドグリーンが印象的なホールです。ピン位置や風向きによって、大きく難易度が変わり安全にいくか、大胆に狙っていくか、選択を迫られるホールですが、狙っていくと、大たたきする可能性もあります。

17番、392ヤードのパー4
ドライバーを握ってセカンドショットをウェッジで打つか、刻んでフェアウェーから150ヤードを残すか、選手のコース攻略が見ものです。グリーンはアンジュレーションがあり、セカンドショットを以下に正確に打てるかで、明暗が分かれるでしょう。

18番、536ヤードのパー5
ティショットはドライバーで思い切って打って、落としどころがよければセカンドショットは2オンも狙えますがその分、グリーン手前の池とバンカー、立ちはだかる樹木などが効いてプレッシャーもかかります。プロたちの豪快なショットと技を、堪能してください。
最高のコンディションに仕上がったここザ・ノースカントリーゴルフクラブで、今年のベストプレーを披露して、もちろん、優勝も狙っていきたいと思います!!

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