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つるやオープンゴルフトーナメント 2005

谷口拓也強風の中、この日ベストスコアの65をマーク

疲れからだろうか。練習日に左手首に痛みを感じたが、テーピングを巻いてしのいでいる。
先週からのハードスケジュール。
伊沢利光の欠場で、アジアvs日本の対抗戦VISAダイナスティカップへの代打出場が知らされたのは、12日(火)の夜10時だった。
翌日に、クラブ契約先のイベントが予定されており、栃木県のゴルフ場のロッジに泊まる予定だったが、きゅうきょキャンセル。
自宅にいったん帰って支度をし、翌日14日(水)夜6時の便で香港に飛んだ。
そこから陸路で、中国・深セン入り。
ホテルのあるミッションヒルズに到着したのは、夜中の2時を過ぎていた。

強行軍にもかかわらず、「若いから、大丈夫ッスよ」と言って谷口は、ニコニコと笑っていた。
疲れを勝負の言い訳にしたくない、という思いからだ。

最終日の夜には、「いろんな国のいろんなコースを経験してみたいから」と、チームミーティングが終わったあと夜9時から、会場のミッションヒルズの、ナイターゴルフにもトライした。

「寝れば良くなりますしね」と、今週も元気に会場入りして、この日2日目はベストスコアの65をマーク。
強風が吹き荒れる中、「吹いているものはしょうがない。出来る範囲でイメージして打つよう心がけた」と、4位タイ浮上。

「久しぶりに良いところにいるんで。今年も1勝できるように頑張りますよ!」。
伸ばしっぱなしのヒゲを、ピクピクと動かした。

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