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HONMA TOURWORLD CUP 2017

谷原枠?! 谷口拓也が4年ぶりの出場

今週限定のにわかホストプロ?! 正真正銘のホストプロで大学の後輩の藤本(右)と並んで調整に余念がない谷口。
今大会ではホストプロの筆頭でもある大学の先輩からふいの電話をもらったのは、3週程前だった。
「出る?」と谷原。「出してもらえるんスか」と谷口。
「ホンマさんに言っておくよ」と請け合ってくれた。4年ぶりのツアー出場は、まさに「スーパー谷原枠」。
出場が決まるなり、契約プロでもないのにクラブと帽子と、キャディバッグには、愛称の「タニタク」とローマ字で刺繍までしてくださった本間ゴルフのみなさん。
「ありがとうございます!」。

ツアーは2勝の経験がありながら、シード権はおろか、出場権すら失ってもう6年以上も経った。久しぶりのトーナメントは、試合が始まる前から妙に疲れてしまって「こんなの毎週、よう9年間も続けてきたなあ」と、若かりし2002年のデビューからの月日を懐かしく思い出しながら、調整に余念がなかった。

今年は、全米オープンから谷原のキャディバッグを担ぎ、7月のアイルランドオープンの初日には谷口の父・隆政さんの訃報を聞きながらも、最後まで2人で歩き通して10位に入る健闘もあった。

異国の地でいっそう絆を深めた先輩の男気にも応えたい気持ちで一杯。
欧州ツアー参戦中の身で今週は残念ながら、主催者のご理解を得て欠場を申し出た谷原の出発前の置き土産。
「タニさんに“勝って来い”と言われたので。実現できれば最高ですね」。
今年も復活を期して、近々QTのサードも控えており、思いがけず頂いたこの一世一代のチャンスを生かすことが出来れば本当に最高の恩返しだ。
  • ホストプロじゃないのに、キャディバッグには「TANITAKU」の刺繍が・・・本間ゴルフさんの粋な計らいにも感謝感激のタニタクです。

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