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アコムインターナショナル 2005

絶好調の茨城県勢

地元・茨城県出身の細川和彦は練習日の20日(火曜日)、今週の会場から車で30分の友部町に、ワゴン車を寄贈したばかりだ。
やはり、茨城県で行われた7月の日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップで、ツアー通算8勝目。
この優勝は、これまで以上に得るものが多かったという。
地元大ギャラリーが見守る前でプレーオフを制し、“副賞”として世界ゴルフ選手権NECインビテーショナルの出場権も勝ち取った。
「いろんな意味で本当にすごく良い経験になったし、これからも1球1球、心をこめてプレーしたいと、ますます強く思うようになりました」。

そんな思い出深い優勝を何か形に残したい、と考えるようになった。
「記念になって、しかも人の役に立つことができれば」。
家族と相談した末に、地元へのチャリティを決めたのだった。

今週も得意の自宅通勤で、狙うは地元での2連勝と96年と2001年に続く今大会3勝目。
「応援も多いので、頑張ります」と、燃えている。

やはり茨城県出身の片山晋呉(=写真下)は、現在賞金ランク3位(海外での獲得賞金を含む)。
今週も、好調をキープしたままの会場入りだ。

今季まだ、勝ち星こそないが「いつもどおりやっていれば、そのうち必ず」と、焦りはない。
ジャック・ニクラウス設計のここ石岡ゴルフ倶楽部は、大好きなコースでもある。
「今週は、行きますよ!」。
賞金王のプライドをかけて、“帝王”に挑む。

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