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アイフルカップゴルフトーナメント 2005

井上忠久「キャディさん!! 頑張って」

日中は気温30℃を超える猛暑も、夕方からあっという間に重たい雲が垂れ込めた。遠くの空では雷の気配もたちこめて、井上はあがり3ホール当たりからソワソワし始めた。
重いバッグをカートで引っ張って、歩行もつい選手より遅れ気味になるハウスキャディさんを急かせる。

「キャディさん、しんどいやろうけどもう少し頑張って、雷が鳴りそうやから!!」と言いながら、早足でやってきた18番はティショットを右ラフに打ち込んだ。せり出した傾斜が邪魔で、グリーンが見えない位置から打った第2打は、ピンを大きくオーバー。

3パットのボギーを打ったがその表情に、なぜか悔しさはあまり感じられなかった。
案の定、井上がアテスト小屋に駆け込むなり、上空で雷が轟いた。と、同時に競技中断のサイレン。
心底ホっとした顔で、胸をなでおろす。
「もぉマジで怖かった〜。何事もなく終われて、本当に良かったですよぉ〜・・・」。

数年前、プレー中に近くで雷が落ちた経験をしている。以来、トラウマになって雷が怖くてたまらなくなった。
この日も空が曇って冷たい空気が混じり始めたころから「ハラハラして、ビビリながらプレーしていた」という。

そんな井上には暫定2位につけたことよりも、とにかく無事ホールアウトできた安堵のほうが大きかったようだ。

なお、この日の第1ラウンドは17時34分に雷のため競技が一時中断されたあと、18時27分に再開されましたが、その直後に再び雷のため18時39分に2度目の競技中断。そのまま再開されることなく19時00分に、日没サスペンデッドが決定しました。
このため、午後インスタートは終わり2組が、アウトスタートは同3組がホールアウトできませんでした。
この残り競技は翌29日(金)の朝6時50分より、再開される予定です。

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