Tournament article

フジサンケイクラシック 2004

芹澤信雄は2打差2位に後退

「40歳を過ぎても、明るい色が似合う選手でいたい」という芹澤。前日2日目はピン クのボーダー。そ してこの日3日目は、目も覚めるような黄緑の蛍光色。「今日はこの色で、まわりの 選手を威嚇しよう と思ったんだけどね・・・(苦笑)」。首位タイで来た17番パー3で川奈のワナには まった。ティショ ットをグリーン左がけ下のバンカーに打ち込んだ。脱出の第2打は、反対側のラフへ 大ホームラン。そ こから1メートルに寄せたが、これを外してダブルボギーで首位から転落。
久しぶりの優勝争い。「緊張して、特にパットでビビってしまった」。芝目の強い コーライグリーンを 警戒しすぎるあまり「打ちすぎたら怖い」とインパクトで緩んで、多くのホールで カップをショート。 「絶好調」のショットで、次々とピンに絡めるのだが、チャンスパットが決められな い。
「弱気な性格が出てしまいました(苦笑)。でも、もともと簡単に優勝できるとは 思ってなかったし、 久しぶりにプレッシャーのある位置でやれたのは良かった。今日はいい経験と思って 明日は開き直って 、楽しくやります」
首位と2打差の2位タイスタート、まだまだチャンスの最終日のウェアは「ピンクのパ ンツに白っぽいポ ロシャツです」。連日、ファンの目も楽しませつつ44歳が4年ぶりの頂点を目指す。

    関連記事