反省の3日目だった。
チャンスホールの15番パー5ではこの3日間とも、ティショットを絶好の位置に打ちながら、バーディが取れていない。

そればかりか、この日はあがりの2ホールで、立て続けに1メートルもない短いパーパットを外した。
「17番でプッシュアウトしたのを嫌がって、18番でつかまえに行った。それがミスにつながった」。
ABCゴルフ倶楽部の終盤の4ホールは、最低でも、3つは縮めるチャンスがある。
「それなのに…、情けない。詰めが甘い。自分自身への不甲斐なさがショック」と、インタビューでも出てくるのは自虐的なセリフばかり。

「…この悔しさ、明日にぶつけます」。
失敗を、今季2勝目の原動力に変える。

• 鈴木 亨