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久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント 2004

久光製薬KBCオーガスタ 26日(木)開幕!! ディフェンディングチャンピオン・田島創志

2週間の“夏休み”を終えて再び始まるジャパンゴルフツアー。後半戦の幕開けを飾 るのは、久光製薬KBCオーガスタ。
ディフェンディングチャンピオンはプロ4年目の26歳、田島創志(=写真)。過去味 わったことのない激しいプレッシャーも、最後まで攻めのゴルフで跳ねのけて、通算 19アンダーで勝利をもぎとった。

「これからは、自分の長所をもっと伸ばしていく!」

開幕から出場15戦中、予選通過はたった3回。今年、不調の原因はさらに上を目指してスイング改造に 踏み切ったのが原因だった。

「簡単にいうと、クラブをもっと効率よく使う方法」。これまでのスイングとは180 度の転換に、はじ めコーチの堀尾研仁さんには大反対された。

「でも、『いまやらないと、いつやるんだ』という強い決意で、無理を押し切って取り組み始めたこと だったんですけどね・・・」。

結局、このオフにスイング改造を断念。開始から半年が過ぎて、気がついたのだ。

「やろうとしていたことが、あまりにも自分のイメージとかけ離れて過ぎているためこれ以上、続けるのは不可能だと・・・。これからはもっと、自分の長所を伸ばすことに、時間を費やしていこうと決めました」。

残念な結果に終わってしまったが、不可能も恐れずチャレンジしていったことに後悔はない。「良いイメージは残っているし、今後につながる取り組みでしたから・・・」。気持ちもさっぱりと吹っ切ってのぞむ今大会。昨年、初優勝を飾った思い出の芥屋ゴルフ倶楽部で、復調のきっかけをつかみたいところだ。

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