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ABC チャンピオンシップゴルフトーナメント 2003

ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント1日目大会初日は片山晋呉が64のコースレコードタイスコアを出して2位と3打差の単独トップ

片山にとって今週の会場、ABCゴルフ倶楽部は「大好きなコース」のひとつだ。そ れはデータにも、きっちりとあらわれている。優勝こそまだないものの、過去出場5 回中トップ5入り3回。大会別の通算平均スコア69.75、パーオン率は75.56で、いずれ もランクトップだ。この相性バツグンのコースで、「飛距離も伸びて、技術的にも精 神的にも、去年よりあきらかにうまくなっている自分を感じるんです」。さらに成長 のあとを実感しているのだ。
たとえば、折り返しの1番パー4。
これまでは、ティショットでドライバーを握っていたが、この日初日は、スプーンで 打って楽々バーディを奪った。4番パー5では、以前は第2打でスプーンを持っても グリーンにほとんど届いたためしがなかったが、いまでは7ウッドで2オンも可能なほ どだ。
「去年も絶好調で会場入りしたけれど、やっぱり今年よりは下手だったなあって思い ながら今日は回ってた」風速7.1メートルの強い風が吹く中を、初日から9バーディ (1ボギー)のコースレコードタイスコア、64をマークして3打差トップに立ったの が、何よりその証拠。
目標もでっかい。
現在、賞金ランク6位。逆転賞金王の座を狙うのはもちろんのことながら、さらなる ターゲットが他にある。
来年のマスターズトーナメントだ。
現在、出場権をほぼ確定させている日本人プレーヤーは、丸山ただひとり。「そんな の、寂しすぎるよね」と片山。「2人でも3人でも、できるだけたくさんの選手が行か なくちゃ!」。その中のひとりとなるために、今季残すところ5試合中、「あと2勝は あげて、世界ランク50位内に食い込むこと」が当面の計画なのだ。
「ひとつ勝てば、勢いで2つ目も勝てる」と言い切れるほど、気持ちも乗ってきた。
「・・・最終日、楽しみだね」ロケットスタートのカウボーイ・シンゴが、不敵に笑っ た。

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