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ジョージア東海クラシック 2003

第34回ジョージア東海クラシック 1日目田島創志が5アンダー、単独首位スタート

8月の久光製薬KBCオーガスタでツアー初優勝をあげたあと、しばらく調子を崩して いた。「自分にも できる」との自信がついたからこそ、「今季、賞金ランク3位内」という新たな目標 も据えたのだが、 それがかえってあだとなってしまった。

「気持ちばかり入ってしまって」空回り。初日から無理に攻めて自滅したり、低迷が 続いた。

風邪気味で、体調があまりよくなかったこともあり、先週1週間のオフは、まったく クラブを握らず、 ウィンドウショッピングを楽しんだりして、気持ちの切り替えをはかった。
オフの前週までパッティングに悩みを抱えていたが、あえて練習せず完全休養。

「それがよかったかな」。

15番で、奥のカラーから7メートルのイーグルパットを決めるなど、67でまわって首 位発進だ。
いつもは、オーストラリア出身のゲーリー・ジョンストンさんがバッグを担いでいた が、今週は気分転 換。大学時代の同級生で、地元・名古屋出身の近藤有紀さんを起用したのもハマっ た。近藤さんは、学 生時代のゴルフ部の合宿で三好を何度もまわっており、コースの特徴をよく知ってい る。「グリーンの読みもばっちりで、助かりました」。パットの不調を補ってくれた。

来年のメジャー出場というでっかい夢もある。そのためにも、年内にもう1勝、ほし いところだが、「 最終日までは、気負わない」。まずは「楽しんでゴルフをする」ことが今週、田島の 課題だ。

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