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日本オープンゴルフ選手権競技 2003

今大会97年大会のチャンピオン、クレイグ・パリーが2度目の栄冠へ

日本ゴルフツアー機構の競技運営ディレクター・山中博史(=写真左)からテ レビインタビュー を受け、笑顔で答えるパリー。
「今日は2バーディを取ったかわりに、2ボギーを打ってしまいました。そのうち5番 のボギーは、3パッ ト。つまらないミスをしてしまって、悔しいですね。
日本オープンが開催される会場は、なかなかバーディが奪えない難しいコースが多 く、今年も例外では ありません。それでもなんとか持ちこたえ、こうして上位で争っていられるのは、全 英オープンや全米 オープン、全米プロなど世界のメジャーを体験してきたことで、他の選手にくらべ、 少しはこういう厳 しいセッティングに慣れているせいかもしれません。

・・・僕自身けして、自信はないんですけれど・・・( 笑)。

明日は、とにかくおろかなミスを減らし、できるだけたくさんバーディを取ってトッ プをつかまえたい 。優勝スコアは僕の読みでは6アンダー。僕がそこまで伸ばすことができたら、 ひょっとしたら大会2度 目の優勝のチャンスもあるかもしれません。・・・ただ、今野選手がそれ以上、伸ば し たら、また別の話 になりますけれどもね。まあ、精一杯、頑張りますよ」

(※今大会の主催は、日本ゴルフ協会ですが、山中は中継局のNHKよりオファー受けて、大会のラ ウンドリポーターとして奮闘しています)

クレイグ・パリー1966年1月12日生まれ、オーストラリア出身。87年から11年 間、日本ツアーで 腕を磨き、97年日本オープンほか日本ツアー2勝。99年から米ツアーに本格参戦し、 02年の世界ゴルフ 選手権『NECインビテーショナル』に勝って、トッププレーヤーの仲間入りを果たした。

戦いの場を世界に移しても、毎年、ジャパンゴルフツアーメンバーとしての登録を欠 かさないパリー。 「出場チャンスがあり、スケジュールさえ合えばいつでも、日本ツアーで戦えるよう にしておきたいん だ。下積み時代に、とてもお世話になったのが日本だからね!」。

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