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マイナビABCチャンピオンシップ 2010

C・パリ―は明日が日本での最後のプレーに

今年で44歳とまだ若いオーストラリア出身のクレイグ・パリーが、「明日が最後のプレーです」と日本ツアーに別れを告げることになった。

1992年から15年間はアメリカツアーを中心にプレーし、02年の『WGC−NEC招待』ではタイガーを突き放しての4打差の優勝も飾ったこともある。
日本では、97年の『日本オープン』で2勝目をあげており、その10年シードの最終年である2007年に日本ツアーに本格参戦。4年間日本ツアーで戦ってきたが、この『マイナビABCチャンピオンシップ』でジャパンゴルフツアーが最後となる。

「これからは、地元でもあるオーストラリアで開催されるワンアジアの試合を中心に出場したい」と、世界を転戦してきた男が、やはり最後の戦いの場に選んだのは、母国オーストラリアだった。

現在は、豪州ツアーの副チェアマンを担当しており、「今後は豪州ツアーを発展させていきたい。豪州ツアーは試合数が少ないので、試合数を増やしていきたい。」と、母国ツアーに尽力する構えだ。

「ゴルフの調子は良くなっていて、良い状態で最後を戦える。」と、明日のプレーに注目が集まる。日本での最後の戦いを、有終の美で飾れるか。

ギャラリーの皆様、熱い声援をよろしくお願いします。



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