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JCBクラシック仙台 2003

『表蔵王は大好きなコース』4位タイの堺谷(さかいたに)和将

思い出深いコースで、堺谷が好スタートを切った。
いま、右手首を痛めてグリップに力が入らない状態だが、アプローチとパターで拾いまくって、この日のパット数は23。「痛みのせいでショットが曲がりまくって、ちっとも乗せられなかったけれど、パットに助けられましたね」前週、真板潔から受けた、「ボール位置をもっと真中に」&「バックストロークをもっとまっすぐ引くように」とのアドバイスも奏功して4位タイ発進だ。
96年のPGAプロテストの受験コースがここ、表蔵王国際ゴルフクラブだった。無事パスして以来、このコースでは、「良いイメージしか沸かなくなった」と堺谷はいう。
「どこでどう攻めていけばいいか、自然と頭に描かれる。まるでホームコースでまわっているときみたいに構えられるから、たとえ怪我をしていても、ここでは良いプレーが出来る気がしてくるんですよ」
シード2年目の昨年は、賞金ランク72位でヒヤヒヤだっただけに、「今年も、いい加減そろそろ頑張っとかないとヤバイから・・・」
今週、目標にしているトップ10入りを目指して「明日も、4アンダー出すつもりで頑張ります!」。
「大好きなコース」で、飛躍のきっかけをつかみたい。

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