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東建ホームメイトカップ 2003

昨年賞金ランク2位の佐藤信人“10年目の春”

デビュー10年目。「もう“若手”と呼べる年でもないし、かといって“ベテラン”でもない。複雑な年齢になりましたね」と話すのは、昨年賞金ランク2位の佐藤だ。「なんとか、45歳くらいまでは現役で頑張って、シード選手として活躍できればいい な、と思います」と“10年目”の春の抱負を述べた。
一昨年前には、賞金ランク3位。ツアープレーヤーとして大活躍を続けながら、いつ までも、デビュー当時の謙虚さを失わない選手のひとりだ。「ここ数年の成績は、自分でも信じられないくらい」と佐藤は言う。
「なんだか、僕の意図している以上のことが、勝手に起きているという感覚なんで す」。 そう言って恐縮する一方で、大きな夢も抱く。 米ツアーへの本格参戦。 昨年も、最終予選会Qスクールに挑戦したが、パスできなかった。 今年はそのリベンジに、燃えている。
「それも、日本ツアーで頑張れば、おのずと道は開けると思う。今年もマイペースで 目標を達成したい」

オフシーズンはひじの手術を受けて、2週間、クラブが握れない期間があったもの の、より高い弾道のショットを求めて、引き続きスイング改造に取り組んできた。 「過去の経験から、開幕戦で良い結果が出たことはないけど、今年も焦らずに、徐々 に調子を上げていくつもりです」 静かな口調に、強い意志をこめた。

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