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フジサンケイ クラシック 2002

「最後まで頑張ってよかった」

 佐藤信人の優勝スピーチ

 「いまはただ、頭の中が真っ白で…興奮して、熱いです。
 8番で短いパットを外して、さらに10番、11番でも外して、頭が真っ白になって、ストロークに原因があるのかと思ったり、何がなんだか、わけがわからなくなりました。
 でも、14番でまたチャンスにつけたところで、「もう何も考えないで、1打1打に集中しよう」と決めたら、また、手が動くようになり、そこからバーディを沈めることができました。
 17番のティショットは、6番アイアンで、会心のティショット、バーディパットは、くだりのスライスライン。あんな難しいホールで、取れると思ってなかった。プレーオフには9が必要だと思っていたのも、レイコックさん、マイヤー選手も崩してしまい、プレーオフに残れたことだけでも、ラッキーでした。
 最後まで、頑張って本当によかった。
 途中、もう優勝には届かないだろう、という展開になり、諦めそうにもなりましたが、こうして最後まで会場に残り、応援をしてくださったみなさんの声に後押しされて、ここまで頑張ることができました。
 この川奈での優勝をきっかけに、またガンガン、戦っていきたいと思います。
 本日は、たくさんの声援を、ありがとうございました!」

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