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フジサンケイ クラシック 2002

「完全復活!!」

今大会過去2回の優勝、中嶋常幸

 長年、患ってきたパットのイップス。
 「その解決策を、見つけたんだ!」
 11番で奥から10メートル、14番で手前15メートル。18番では、奥カラーから7メートルのバーディをパターで決めて、中嶋が、声を弾ませる。

 先週の最終日。18番で、60センチもないパットを外した。
 翌月曜日は1日中、その原因を考えつづけた。
 ひらめくものがあって、夜中に目が覚め、自宅へ飛んで帰り、昔使っていたピンタイプのパターをバッグにしまった。
 川奈に舞い戻って、水曜日のプロアマ戦。
 ひらめいたことをテストして、6バーディを奪った。
 「いけるんじゃないか…?」
 好感触が、自信に変ったのは、予選ラウンド2日間だ。
 激しい雨風、そして目の強い高麗グリーンも、もろともしない対処法。
 「どんな解決策かって?そんなの、1億円くらいもらわなくちゃ、教えられない!(笑)それくらい、すばらしい方法なんです」
 6バーディノーボギーのゴルフに、「完全復活!」と、高らかに宣言したトミー。

 首位と4打差の8位タイで迎える最終日は、「優勝にむかって驀進だよ!」
 その笑顔には、100%の自信が、みなぎっていた。

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