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フジサンケイ クラシック 2002

< 上位選手のコメント&トピックス > 「決勝は、パーとの戦い」

 高麗グリーンに好相性をみせる平石武則が2位タイ

 ほとんどの選手が、苦手意識を吐露する川奈の高麗グリーンも、平石に限っては、「今日はパットが良く入ってくれたから」と、それほど苦にするふうでもないのは、普段から、慣れ親しんでいるせいだろう。
 というのも、平石のホームコース・芦屋CCは、「創設50年以来、ずっと高麗グリーン」なのだそうだ。
 「自分では、特に得意とは思わないんですけどねえ…」と、首をかしげるが、昨年初優勝を挙げた久光製薬KBCオーガスタの芥屋GCが、高麗芝だったことからも、それは明らかで、
 「まあ、何かの縁は、あるんでしょうね」と、平石。
 攻略法は、「ボールに“良い回転”を与えるよう心がけること」だという。
 「特に逆目のときは目がきついから、回転が足りないと、カップ手前で、極端な切れ方をしたりするから。とにかく、良いストロークをすることやね」

 決勝ラウンドも、天候には恵まれないとの予報も出ているだけに、平石は、「雨風といかにお友達になれるかどうか」をキーポイントに上げ、残り2日は「パーとの戦い」と、覚悟している。

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