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日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップ 2002

日没サスペンデットを知らせるサイレンが鳴った最終18番ホールは「まったく見えなかった」

 佐藤信人の視力は、「両目で1.0ないくらい」。すでに13番ホールあたりから、視野が悪くなり始め、キャディのアドバイスだけを頼りに、ホールを進んだ。
 日没サスペンデットを知らせるサイレンが鳴った最終18番ホールは「まったく見えなかった」
 だが、「ここは、プレッシャーのかかるシビアなホール。明日朝いちでやるのは嫌だった」と手探り状態の中、ホール間、ショット間は小走りでスピートアップするなど、渾身のホールアウト。ノーボギーの66でまわって通算11アンダー、暫定の単独首位で波乱の第2ラウンドを終了した。(お知らせ)
 この日は、雷雲接近のため午後1時21分に、競技は一時中断。3時40分に再開されたが、結局、日没のためアウトインともに8組ずつ、計44人(サスペンデット前の棄権者をのぞく)の選手がホールアウトできなかった。
 第2ラウンドの残り競技は翌6日の6時50分再開、引き続き第3ラウンドは、9時30分スタートしました。



  • 薄闇の18番ホール、「アドレスしても、ボールとの遠近感がわかりにくかった、パーで上がれてほんと、よかったですよ」(佐藤)

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