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アコムインターナショナル 2002

「タイガーが25アンダー、ならば今週、僕は20アンダーくらいまで行きたい」

単独首位の谷口徹

初日にして早々に、“V宣言”とも取れる発言が、飛び出した。
単独首位で、インタビュールームに呼ばれた谷口は、「僕は最終日だけ、ここに来ればいいんじゃないですか? 毎日話していたら、最後には話すことがなくなってしまいますもん(笑)」
4日後の、優勝インタビューでも、ここに座るつもりでいるのだ。

この日初日は、「40点くらいしかつけられない、悪いショットが、5つくらいはあった」と言いながらも、ここ、石岡GCは一昨年大会も勝っており、谷口の「大好きなコース」のひとつ。
「良いショットには良いスコア、ミスにはボギー。グリーンも、単に乗せればいいだけではなく、狭いエリアを狙っていかないといけない場合もあったり、非常に攻め甲斐のあるコース」
ジャック・二クラウス設計のこの舞台が、谷口の戦闘意欲をかきたてるのだ。

特に今年はコースの仕上がり状態もよく、「おそらく、大量アンダーが出るはず」と読んでいるだけに、初日から、攻撃モード全開の谷口。
出だしのインではいきなり4連続バーディを奪い、同組の中嶋も、「あのスタートダッシュには、ビックリ。さすがだね〜」と度肝を抜いた。
先週の世界ゴルフ選手権「アメリカンエキスプレス選手権」で、タイガー・ウッズが25アンダーの快勝をした。
「ならば僕は、20アンダーくらいまで行きたい」と、目標はどこまでも、世界水準だ。

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