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日本プロゴルフ選手権大会 センコーグループカップ 2026

谷口徹が帰ってきた!

涙の撤退宣言から半年。歴代賞金王で、ツアー通算20勝の谷口徹(たにぐち・とおる)が帰ってきた。

年下に紛れて頑張ります(中央)

出場カテゴリーは、50歳の最年長V記録した2018年でのV資格だ。
今年の会場となる滋賀県の蒲生ゴルフ倶楽部にも、少なからずの思い出がある。
2000年に、ここで行われた「三菱自動車トーナメント」で宮瀬博文(みやせ・ひろふみ)にプレーオフで敗れて2位に。

「あの時は上手かったんで。そんなに難しいイメージはなかったんですけど、いまは木とか伸びたのかな。グリーンもこんなに傾斜があったかな?」。
長く伸びたラフとも格闘。
「どうやって打ってたっけ…」。

今オフは、「隅々まで知っている。第二の故郷」とまでほれ込む宮崎・フェニックスCCで長年続けてきた恒例の合宿も中止にするなど、タフなセッティングとはしばしご無沙汰。
打ち方を思い出すのに多少の時間を要したようだ。

昨年11月に、高知県で行われた「カシオワールドオープン」で、ついにすべての出場資格を失い、事実上のレギュラーツアー撤退を宣言した。
若い選手に胴上げしてもらって号泣した。

先週のシニアツアー「リョーマゴルフ日高村オープン」も高知県の試合で、ギャラリーの方にもその件でいじられたと笑う。

今週の本大会も、シニアツアーを主管する公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)が主催するタイトル戦。
火曜日に行われたプロアマ戦は、シニア枠での登板となったが、もっともよい位置のボールを選択しながら進むスクランブル方式で、選ばれるのは同組の細野勇策(ほその・ゆうさく)の球ばかり。

「ぜんぜんセカンドショットを打たしてもらえなかったので。もう一度」と、翌水曜日の練習ラウンドも頑張って2日連続18ホールをラウンドしたら「もうくたくた…」。

シニアツアーでは、2日間の大会も多く「本当ならきょうで終了です」と、嘆いた。
シニアツアーでは、カートでラウンドできる試合も多く、「全部歩くてけっこうきついな…」。

この日は蒸し暑さも加わり、本戦開始前から「やっぱりやめておけばよかったかな」と泣き言も出たが、初日の同組選手にはやっぱりメラメラ。
「岩﨑(亜久竜)と、生源寺(龍憲)にスコアで勝ちたい。やっぱり目の前の相手に勝つことが一番」。
58歳になっても負けん気は衰えない。

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