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日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 2002

佐藤信人

14番の、アップドーミーホールで、20ヤードの第3打を、チップイン。
 初出場の平塚を、最後はイーグルでねじ伏せて、佐藤信人が快勝だ。
 「今日は久々に、会心のゴルフ。特にティショットが安定していた」

 今週、井上コーチと決めたスイングの修正点は2つ。
 アドレスで、これまでよりもボールから離れて立つことと、グリップを若干、フック目に握ること。
 これによって球のつかまりが良くなり、もち球のドローボールに、磨きがかかった。

 「途中から、アイアンショットも気持ちよく振れるようになっていった。ショットでなんとかやっていけそうという気持ちが、芽生えてきました」

 どんなに意識しまいと決めていても、相手のゴルフを意識せざるを得ないのが、1対1のマッチ競技だが、佐藤は、
 「自分のスイングのチェックポイントにだけ集中して、相手に気が、行かないようにしている」
 ベスト4進出への作戦を聞かれると、「目の前の1打。ただそれだけ」と淡々と話した。

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