Tournament article

〜全英への道〜 ミズノオープン 2002

「若いものには、負けません!」

主催のミズノ勢トップの平石武則も、別ルートで全英にトライ
 ホストプレーヤーのミズノ勢に、注目が集まった今大会。
 結局、その中で一番良い成績で終わったのは、若手の手嶋多一でも佐藤信人でも桑原克典でもなく、42歳の平石だった。
 「用具契約のミズノの試合だし、若い子らに負けんように、と思って、頑張ったんですよ」
 通算4アンダー、5位タイフィニッシュに、頬を緩ませた。

 昨年、8月の久光製薬KBCオーガスタで、ツアー19年目の初優勝を手にしてから、一挙に、夢が膨らんでいる。
 「これを機会に、いろんなことにトライしたくなった」
 思いも寄らず手に入れた2年シードを足がかりに、今年、全英オープンは、マンデートーナメントから、チャレンジする。
 「もちろん、生まれて初めての挑戦」
 日本予選で出場権を手に入れた選手たちとは別ルートで、メジャー初舞台への、門を叩く。

関連記事