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つるやオープン 2001

「ギャラリーのプレッシャーを感じながらのプレー」

3位タイに浮上した田中秀道

 「あがりの16番は、手前カラーからピンまで15ヤードのアプローチを3メートルオーバーしてボギー、そして18番は、手前10ヤードのアプローチをざっくりやって、ボギー。・・・もったいないというか、詰めが甘いというか・・・強風の中のアプローチは簡単ではないけれど、それでも情けないミスです。・・・残念ですけど、4アンダーでは回れたんだ、と考えるべきなのかな・・・。

 1日1日徐々に良くなりつつはあるけど、今日の内容は、4アンダーで回れたという実感のわかないフィーリングでした。良い状態ではないのに、スコアだけは作れたというような・・・。半信半疑ながら、ヤーデージをしっかり読んで、ヤーデージどおりに振り切っていくつもりでやったら、ちょっとずつ良くなってきた感じです。
 静岡で、シャフトをカーボンからスチールに変えたんですけど、それが、まだ試行錯誤で、シャフトの重さで振り切れない部分もあるけど、思ったより飛距離は落ちなかったし、左右のぶれも収まっているし、今日は昨日よりフェアウェーに行ったし・・・1日ごとにちょっとずつ増えてるんですよね、フェアウェーに行く回数が・・・。
 もうちょっと練習して明日は、さらにキープ率を上げたいです(部門別データのフェアウェーキープ率の項目参照)。

 ギャラリーのみなさんは、相当に昨年の印象(プレーオフ4ホールでR.バックウェルに敗れた)が強いみたいで、ロープの外から『今年はお願いしますね』というのがたくさん聞こえてくるんです。今日は、そういうプレッシャーというか、・・・圧迫感みたいなのを感じながらのプレーでした(笑)。

 今年はなんとか、去年の10アンダーというスコアを上回って、納得して終わりたいと思いますね」

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