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Phlip Morris K.K Championship 2001

「やはり、ここに来ると良いムード」

95年のチャンピオン、田中秀道

 デビュー5年目の95年。涙、涙の初優勝を飾ったのが、ここ、ABCゴルフ倶楽部だ。
 「やはり、コースに来るたびに良いムードが漂っていますね」と田中。
 この日のプロアマ戦では、9番パー4で第2打を直接カップインさせるスーパーイーグルを披露して、本番さながらの万歳ポーズ(=写真)を見せるなど終始、ノリノリ。コースとの相性のよさを、伺わせた。

 例年ならば、シーズン終盤のこの時期は、「どこかしら体の痛みを感じて」疲労困憊で大会を迎えることが多かった。
 だが今年は、「珍しく、体調良好。4日間が終っても、“もう1ラウンドいけるぞ”って思えるほどなんです」と話す。
 それも、もともと、「食が細かった」という田中が、ツアーに帯同するフィットネスカー『イギア』の担当トレーナー・成瀬克弘さんの指導のもと、「ビタミンが多く取れるトンカツを積極的に食べるようにしたり、水分を多めに取るよう心がけてきた」この1年の地道な努力の表れだ。

 今年も、米ツアーのQスクールに挑戦する予定。
 約4週後の11月21日の出発を見越し、「いまはスィングを8割程度の力で振り切るようにして、その中で、どこまでやれるか試しているところ」という。
 先週の大会では、4位タイに食い込むなど、「ゴルフも徐々に上向き」渡米前のVで、勢いをつけたいところだ。

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