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日本オープンゴルフ選手権競技 2001

「上がり4ホールは4つパーが続けば上出来・・・、ホールアウトまで、カウントダウンが始まる」(首位の佐藤信人)

 6アンダー、ノーボギーで迎えた15番パー4。「このホールから、“あと残り3ホール、2ホール・・・と、カウントダウンが始まるんです」と佐藤。
 15番は、通常はパー5として使用しているホールを、478ヤードの長いパー4に変えている。「このホールから、すごいホールばかりが、続くんですよ」
 フェアウェーが狭いうえに、左に傾斜している16番パー4。小さなグリーンに、6個のバンカーが包囲する17番パー3。左にドッグレッグした最終18番・・・。「この4ホールで4つ、パーをとりつづけられれば最高」という難所も、17番の3パットでのボギーひとつにとどめて上がってきた佐藤は、インタビュールームに入るなり、両手でガッツポーズだ。
 「やったね(笑顔)」
 ショットは、「両腕でバランス良くアドレスして考えずに振るだけ」で、この日は、ほとんどのホールでフェアウェーをキープできた。不調の続いていたパッティングも、「手首を固めて肩でストロークする感覚」で打って、13番で13メートルのバーディチャンスを決めるなど、復調傾向にある。
 「でも、こういうコースは、すぐに貯金がなくなりますから。明日からまた、1ショット1ショット、消化していくしかない」好発進の余韻に浸る間もなく、佐藤は表情を引き締めて、2日目以降、予想される厳しい戦いに思いを馳せていた。

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