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ダイドードリンコ静岡オープン 2001

「愛される選手になってくれれば…」

中嶋常幸、雅生親子の競演

 先週は、片山晋呉と息詰まるV争いで大会を盛り上げた中嶋常幸。
 今週は、長男・雅生君(日本体育大学4年)との“親子競演”で、話題をさらいそうだ。
 プロアマ戦のこの日は、揃ってテレビのインタビューに答えた2人。
 「最初は、オヤジがやってるからと始めたゴルフが、そのうち競技に出るようになってから本気になってこの道を歩みはじめてくれたことは、とても嬉しい。でも、あとは、彼の人生。長いスパンで、目標を見据えて、10年、20年、30年と、長くファンから愛される選手に育ってほしいと思っています」と父の静かな激励に、照れ笑いで応えた雅生君。
 先週の“オヤジ”の活躍には「なんとも言えない気持ちで…ドキドキしましたね。やっぱうれしいですよ」と話した。

 父・中嶋は、先週の激戦で「まだちょっと背中が張ってるけど、先週のは、心地良い疲労感だね」と、今週もあいかわらず好調ぶりをうかがわせた。
 「でもね、先週もそうだけど、そんなに気持ちは入れこんでないんだ。一生懸命やるけど、しかめツラでゴルフはしたくないと思ってね。体からいいシグナルが出てるから、こうして落ちついていられるのかもしれないけど、今週も自然体でね、けれん味なく試合を楽しみたいね」と、話した。

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