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〜全英への道〜 ミズノオープン 2001

▼ 上位選手のコメント&トピックス 午後からの降り出した横なぐりの雨に耐えて、上位にとどまった選手たち 首位の田中秀道

 「前半はまあまあの雨でいい感じで取れるところで取れましたが、後半はすごい土砂降りで、何をやってるのかわからない状態でした。
 それでも、大きなミスをしないよう、とにかく広い方、広い方を狙い、また、カッパを着ているし、雨で体が重くなって動きづらくなっているからと思い、素振りを2回するなど、雨の中にもかかわらず、あえていつもより丁寧なルーティンを続け、より大きなスィングをして振り切っていくことだけを考えていました。

 カジュアル(ウォーター=水溜り)なんかも気にしないで、振り抜いて・・・。あとは、ヤーデージのジャッジにも普段よりも気を配りながら、どんな状況でも、ガマンガマン。
 途中で、キャディのサイモンと『すごい雨だねえ』とか気楽な会話をしながら、『明日、(優勝に)届かない位置にならないように』とか考えながら、やっていただけなんですけど、そのうちいつのまにか、2位と4打差ついて・・・自分でもビックリです。
 大きなミスが出なかったのも精神的によかった。あれで大きなミスが出ていたら、ガマンもきかなかったかもしれないし・・・。

 いつミスが出ておかしくない状態で、このスコアは、ラッキーだったと思います。 明日はどんな状況になるのか分かりませんが、18番までちゃんとしたゲームをやりたいですね。
 3日間いいゲームできたので、今は(全英オープンとかではなく)4日間のガマンスタイルのデータを作りたい。4日間、ガマンしてちゃんとやり遂げた、ということはあとになってすごい自信になると思うから」

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