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タマノイ酢よみうりオープン 2001

「今日は20パット!! 自分でもビックリや」

地元出身の井戸木は会場でも人気者。ホールアウト後はサイン攻めだ
地元出身の井戸木鴻樹が、単独4位

 「昨日、福沢君が、トータルパット数21やったって聞いて、今日の朝、中村(通)さんと『21なんか、出るもんかな』って話していた矢先に、僕は今日アウト10イン10の20パット!! 自分でもビックリ。21パットなんか、初めてですよ。
 前半の12番は、グリーンカラーからパターで8メートルくらいのバーディパットを入れて、後半は、5番、6番で、2発続けてチップイン! 5番はピン真右8ヤードから。6番は、真左7ヤードから。どちらもピッチングウェッジで入ってしまいました。
 ショットがあまりにも悪すぎて、今日はほとんどグリーンに乗ってないんですけど、それをアプローチとパターで入れたって感じですわ。
 長いバーディパットは、ほとんどありませんでしたよ。
 以前は、短い距離でも、どこ行くかわからへんほどパッティングがひどくて、50センチでもピリピリしていたけど、今は出球が安定しています。
 これまで、ちょっとフェースがかぶっていたのを、開き気味に構えるようにしたら、ストロークのリズムが良くなったみたい。パターみたいな当てモノが当たっているときは、当たっているうちに上位に行っとかないと、そのうちまた、当たらなくなるからね。
 このコースは好きなコースだし、チャンスはチャンス。
 明日以降も、焦らずに自分のゴルフが出来ればいい」

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