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中嶋常幸「彼の強さ、タフさを見せてもらった」

最終18番では、長いバーディチャンスを逃した中嶋。一歩及ばなかったが、惜しみない拍手で健闘をねぎらってくれたギャラリーに応えた。
3番パー3では、右手前バンカーからのアプローチをチップインバーディ。17番でも、バンカーからのアプローチを2メートルにつけて片山に迫るなど、随所に魅せた中嶋だったが、いま一歩及ばず。
2打差で振りきられ、復活Vはならなかった。

しかし「とてもいいゴルフができた。気持ち良かった」と、久々の最終日最終組には充実感がにじむ。
思い通りのスイングができるようになったのも、オフに取組んだトレーニングの成果にほかならない。
「チャンスと運さえあればまだまだできると感じた」と、手ごたえ十分。

「最終組でも焦ってないし、安定したゴルフっていうのかな。自分の中でも、安心感がある」という中嶋が意識するのはやはりあの人。
「「年をとっても出来るのは、ジャンボだけじゃないというところを見せたい」。

昨年末に引き続き、圧倒的な強さを見せる若きキング・片山晋呉のプレーにも刺激され、「5戦4勝のゴルフを参考にしたいという気持ちでまわっていた」という。
特に、16、17、18番の片山の上がりホール。
「見る価値のあるゴルフだと本当に思った。彼の精神的な強さ、タフさを見せてもらった。リズムを最後まで崩さずに偉かった」と、18歳下の新・王者をほめちぎっていた。

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