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日本プロゴルフ選手権大会 2000

「勝たなければ2位も3位も同じです。勝つことしか頭にありません」鈴木亨

首位でスタートした2日目は、前半の12番ショート(この日、インスタート)で1 メートル半のパーセーブを外してボギー。14番ミドルでも「ノーチャンスだった」というラフからのアプローチが寄らず入らずでボギーと、苦しい出だしとなった。

「この時点で今日はもう、ここ(インタビュールーム)に来られないかと思いましたよ」と鈴木。
今年は優勝を狙えるスコアをたびたび出していながら、4日間のうち、必ず1日は大叩きをして脱落するゲームが多かった。最初のミスで、「また今日も…」という嫌な気持ちがよぎったのだろう。
だが、17番と後半の5番と、2つのパー3ホールででバーディを奪い、7番ミドルをボギーとしたものの、8番ミドルでもバーディを奪ってパープレーでまわり、通算4 アンダー。首位と2打差の2位に踏み止まった。「調子は昨日よりよかったのですが、ビビッてしまうようなピンの位置で攻められませんでした。バーディとボギーが紙一重。いいところに打てれば取れるのですが、それには大きなリスクが伴います。

15番パー4は、オーガスタの15番より難しいと言っている人がいたそうですね。でもオーガスタはパー5ですからね…。15番は、オーガスタと同じようにパー5のイメージで行かないとダメかな。ミスしたときのことを考えるとね。

また2日目にして崩れてしまうのか、と思ってしまいました。天気予報の雨が降らなくて良かった。それだけがラッキーでした。

でも、勝たなければ2位も3位も同じです。勝つことしか頭にありません。中途半端な結果は望まない。勝つか負けるか、です」  

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