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サン・クロレラ クラシック 2000

「ゴルフは二の次。今、これに凝ってます」

来年50歳を迎える山本善隆が、筋力トレの成果で2位に浮上。

 通算8アンダー、2位タイ。最終日を久しぶりの最終組で迎える。93年の日本マッチプレー以来のVチャンスにも「優勝なんかしなくてもいいんです」山本善隆が言いきった。
 来年50歳を迎え、体力の衰えは避けられない。
 「2、3試合続くと疲れて、アドレスでどこを向いているのか、感覚がわからなくなってくる。足に来て、下半身がドシっとしない」
 数年前、V争いした大会後は、腹筋が1回もできないほどに疲れきっていて、大きなショックを受けた。
 「このままだと大好きなゴルフができなくなってしまう」と、真剣に筋力トレーニングに取り組むようになった。
 毎日30分程度の自転車こぎ。水泳に、腹筋、背筋、ダンベル運動。気の向くままに鍛えた成果は、目に見えてあらわれてきた。
 「このごろ、ファンの人からよく『若返ったね』といわれるようになったんです。それが嬉しくてね。ウェスト回りも引き締まってズボンがゆるいし、たまに自分の体を鏡にうつして思わずポーズ取ったりしてる(笑)」
 ゴルフは息の長いスポーツだ。今週は、まもなく58歳を迎える青木が、尾崎、中嶋とともにファンの注目を集めた。
 「予選通過とか、そういうことは無理かもしれない。でも、僕も青木さんのようにできるだけ長くゴルフを続け、たまにテレビに映ったり、注目を浴びたい。そのためにはまず体。今はゴルフそのものよりも、できるだけ現役でやっていける体力作りのほうに凝っている」と山本。「ファンの人には申し訳ないけれど、優勝は別にいいんです」と笑った。

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