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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2000

佐々木久行が、2位に3打差つけて首位

佐々木が今大会、初出場にしてツアー初Vを手に入れたのは、94年。初日からトップを走っていた尾崎直道を、最終日66とまくって7打差3位からの大逆転だった。
 あれから6年。97年以来のツアー4勝目のチャンスに近づいても、佐々木は落ち着き払っていた。
 「以前はもう、バーディが止まらないって感じでやっていたけど、いまはダメ。イケイケになれないんです。とにかく安全に、手堅く…。でも、まあ、もういいかげん36 歳。大人ですから(笑)」
 久しぶりの優勝争いについて、「3日目までは楽しくスコアを伸ばして最終日には、ピリピリできる位置にいられればいいな」と話した佐々木。大舞台での2度目の勝利は、しっとりと、成熟したゴルフ

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