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サントリーオープン 2000

桧垣繁正が、通算9アンダーで単独首位。「僕の持ち味、復活です」

 檜垣が第2ラウンドのスタート前の練習場で、それまで迷路にはまりこんでいたパッティングに活路を見出し、単独首位に立った。
 10メートルものロングパットも面白いように決まり、ツアー2勝目も射程に捕らえた檜垣が、残り2日の決勝ラウンドにのぞむ。

 檜垣は、前日の第1ラウンドの残り3ホールをこなしたあと、続く第2ラウンドに備え、練習グリーンで球を転がしていたとき、ひらめいた。
 「いつもパットのアドレスで球を左に置きすぎていたんじゃないか?」
 その点に気をつけて練習してみたら、「球の転がりが良くなった」という。

 スタート前にヒントを得て、出だしの16番で8メートル、折り返しの4番で10メートルのバーディパットを決め、13番では、7メートルのパーパットを沈めてピンチもしのいだ。

 「これまでパターの調子が悪かったのは、手の位置が内にいきすぎて、パターにロフトがついてしまっていたせいででしょう。体も覆い被さってカット打ちになっていたし、そのせいで球が思ったより切れて回転がなくなり、直進する力がなくなっていたんじゃないかな。
 それに気付いたおかげで今日は久々にパターが良かった。僕の持ち味、復活ですね」

 第1ラウンドの3位タイから、通算9アンダー、単独首位に浮上した。

 「そうは言っても、完全にラインをつかめたわけじゃないから、明日も今日みたいに入るかどうかはわからない。でも、…そうですね、優勝は明日も今日くらいのスコアが出せたら、そのときに考えます」

 檜垣が、99年のフジサンケイクラシック以来のツアー2勝目を睨み、総武CCを突き進む。

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