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ダイドードリンコ静岡オープン 2000

「明日はノーボギーでピシっと勝ちたい、という感じですかね」田中秀道

「きょうの朝は、非常にコンディションがよくて、スタートも11時半だったということもあり、他の選手がもっと伸ばしてくるだろう、と気持ちが先走ってしまいました。『1番から取っていかないと』という緊張感から、ダボ(2番パー4)。1番アイアンでのティショットが右の林に突っ込み、そこから6番アイアンで前の木の枝にあたって残り160ヤードを、今度は7番アイアンで打って、そこからグリーンを30ヤードショートしてアプローチでピンまで7メートルに乗せて2パット…。きょうのコンディションなら、60台であがってきたかったというのがあるから、そのへん、残念ではあります。自分では『アウトのほうが楽』という気持ちがあって、『先に取っとかなくちゃ』と焦ってしまった。でも、そんなときに、最初のダボで、かえって慎重になれたというのもあります。そのダボから『インコースでもアンダーパーが出せないわけじゃない』と気持ちを切り替えられたんで…そういうミスをしながらもトップタイに残れたことを、明日は生かさないと、思います。
 きょうは微妙な風が吹いていて、アドレスでモジモジしているうちに、また風向きが変わる、という状況だったので、神経質にならずに、クラブを持った瞬間にパッと打っていこう、と、10番からプレーのテンポを早くして行きました(10番で3メートルのバーディを沈めてから3連続)。 明日こそダボは打たないようにしたい。雨という予報なんで、ピンに突っ込んでいって、60台でまわらなくちゃな、という感じですかね。ノーボギーでピシっと勝ちたいと思います」




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