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宇部興産オープン 2000

▼ チャンピオンズストーリー 92、94年大会のチャンピオン、中嶋常幸

運命の人に出会った思い出深い大会

 中嶋のデビュー戦は、75年のこの大会。当時の大会名称は『ペプシウィルソン』だった。
 「これが、ツアープレーヤーとしてはじめの第1歩なんだ―」
 感動に包まれながらスタートティに向かう途中、中嶋は衝撃的な出会いをする。
すれ違ったひとりの女性。
 「彼女を見た瞬間、“この人こそ、僕のお嫁さんになる人だ」と直感したそうだ。
 その2年後、結婚することになる律子夫人との出会いだった。

以来、律子夫人の実家が地元・山口県小野田市ということもあって、この「宇部興産オープンは、自分にとってますます縁深い大会になった」という。
 「妻との出会いがなかったら、92、94年の優勝もなかったかもしれない―」。

 毎年、この大会はいつも以上に声援も多く、「本当に気合が入ります」と話す中嶋。
 新しく開場したここ宇部72CC江畑池コースでも、最高の思い出を刻んで欲しい。

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