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中日クラウンズ 1999

2日目 マーク・オメーラ

2日目もやはり、ショットとパットがかみあわないままスコアが伸ばせない。
 2番。500ヤードのロングホールで楽々2オンに成功し、ピン左6メートルのイーグルチャンス。だが、このチャンスも3パットに沈む。
 5番ミドルでセカンドをワンクラブ内に寄せ、ようやく獲ったバーディも、続かない。
 極めつけは、16番ミドル。グリーン左手前からのアプローチをホームラン。奥のグリーンに打ちこみ、ボギーとして万事窮す。予選落ちが決定的をなった。
 「残念だ」と肩を落とした。
 「ショットは悪くない。切れのあるショットができてる。
 だが、パットが入らない。
 チャンスが生かしきれない。
 プレー全体の組み立てが悪いんだね」とオメーラ。
 米ツアーでも、ヨーロッパツアーでも、他のツアーでも、予選落ちの記憶は過去に 1回しかない、という。それは、1988年の大京オープン。これもやはり日本ツアーだった。
 このときは初日67、2日目81。トータル148で、3打足りずに屈辱の予選落ち。
 「言いわけにはならないが、アメリカと日本との時差や、コースの微妙なタッチの違いなどに合わせきれなかった。カップをオーバーすることが多くて、ラインも読みきれず、最後までショートパットに自信が持てなかったよ。またぜひここに来て、今度はグッドプエーを披露したいね」と、悔しさを抑えながら語り、和合をあとにした。

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