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亡きメジャーチャンプの名前も…大会20回の歴史

アコムダブルスから数えて、過去20回の歴史をひもといてみると、若き日のメジャー チャンピオンたちの名前を見つけることができる。マーク・オメーラ、マーク・ブ ルックス・・・。いまや押しも押されるトッププレーヤーたちがかつてこの大会にこ ぞって参加している。
また99年全英オープン、18番ホールの池ポチャで“悲劇のヒーロー”と呼ばれた、若 き日のジャン・バン・デ・ベルデも、90年からの3年間、今大会に挑戦。昨年の欧州 ツアー賞金王・リー・ウェストウッドは94年に参戦し、そのあと再来日した96年の住 友VISA太平洋マスターズで大会3連覇を果たした。
99年、不慮の事故でこの世を去ったペイン・スチュワートは、まだ、ポイントシステ ム競技だった96年のこの大会で3位に入る活躍を見せた。
おりしも、スチュワートは不振にあえぎ、苦悩の毎日を送っていたころ。「“アコ ム”で攻めるゴルフの楽しさを再認識した」と話して帰国した彼は、この大会で復活 の糸口を見出したのだ。訃報は、その年の全米オープンでメジャー3勝目を飾った矢 先の、できごとだっ た。
この大会の歴史を語るとき、彼ら世界のトップたちの存在を欠かすことはできないの である。
※当初、この記述の中に誤りがありました。「ペイン・スチュワートは99年の全米 オープンでメジャー初制覇」としておりましたが、実際は89年の全米プロ、91年の全 米オープンを制しております。お詫びして、訂正いたします。

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