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アコムインターナショナル 1999

7月の全英オープンで左ヒザを痛めた田中秀道

直後は、歩行もままならず、足をひきずりながらのラウンドでファンを心配させた時期もあった。そのたびに「プロとして不甲斐ない」と頭を垂れていた田中。
 実に3ヶ月ぶりに元気な姿をアピールし、気持ちも乗ってきた。

「気持ちは明るいですね。なんといっても、3ケ月ぶりの“ココ=インタビュールーム”ですから。非常に嬉しいです。

 ゴルフも体調も、だいぶよくなってきて、これで成績に出てこないといけないって思っていました。

 昨日の66はそれほどショットがよかったわけではなく、パターで助けられていました。ボクはもともとパターで行くタイプではないのですが…。昨日の66は、76と紙一重の内容でしたから。昨日は、ショットでいいところに運びたい、という気持ちが強すぎたような気がします。だから振りきれてない。まっすぐの球で、フェアウェーを狙いたいと思っていたんです。でもうまく行かなくて…。

 きょうはボクの持ち球のフックで攻めたら、フェアウェーを一度もはずしませんでした。きょうの69は昨日の66より、内容はよくなっています。やはりショットが良くなれば気持ちが落ちつきます。自信を持って打てているんですね。

 先々週のブリヂストンで7月のアイフルカップ以来の予選通過をして、先週のフィリップモリスでトップ10フィニッシュ(9位タイ)。良い流れが来ていると思う。

 明日1日慎重にプレーして、最終日を楽しめる位置にいたい。

 優勝争いがしたいですね。結果的に勝てたら最高です」 

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