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Philip Morris Championship 1999

日本ツアープレーヤーズクラブでは、フィリップモリス初日(26日・金曜日)に、プレーを一時中断してペインスチュワートに哀悼の意を示し、黙祷をささげることに決めた。

日本ツアープレーヤーズクラブの倉本昌弘会長は、「今大会の金曜日、11時にプレーを一時中断して亡きペイン・スチュワート氏に黙祷をささげる」と発表した。 また、今大会を通して選手たちは、同氏へ哀悼の意を示し、左胸に黒の喪章をつけてプレーするという。

倉本昌弘会長の話「米ツアーでは、今週開催されるザ・ツアー選手権の第2日目を中止にし、出場選手たちは全員、同日の11時から行われるペイン・スチュワート氏の追悼式に参列すると聞きました。

 日本ツアープレーヤーズクラブ内からも、同氏へ哀悼の意を示したいとの提案が多く出され、つきましては、主催者、日本ゴルフツアー機構にご理解を頂いた上で現地の追悼式に合わせ、今大会でもプレーを一時中断して黙祷をささげることに決めました。

 中断時間は29日の11時。サイレンにて中断、再開を知らせます。

 また、今大会期間中選手たちは、左胸もしくは左腕、帽子の左側に、リボンをつけてプレーします。リボンは、米ツアーのザ・ツアー選手権で選手たちがプレー中につける色に合わせ、黒色に決めました。

 スチュワート氏の米ツアーの選手たちの世界レベルでの活躍は、日本ツアーにも大きな恩恵を与えてくれます。また、今回の決定は、特に日本で活躍するオーストラリア出身の選手たちの強い要望が、主催者の方々、日本ゴルフツアー機構を突き動かしました。というのも、同氏夫人のトレーシーさんは、オーストラリア出身のマイク・ファーガソン氏のご兄弟で、オーストラリア出身の選手に友人が非常に多かったのです。

 今回、選手の希望にご理解をいただきました大会名誉顧問のジェームズA.スカリー,Jr氏と日本ゴルフツアー機構の島田幸作チェアマンに、心よりお礼申し上げたいと思います」

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