幡地隆寛（はたぢ・たかひろ）は、大会史上初の連覇のほかに、王座の奪還にかけている。

昨年は、土曜日のプレー終了後に行われる恒例の「ドライビングコンテストsupported by ニュータス」で23年以来の“2勝目”を狙ったが、福井工業大付属高校1年（当時、現在2年）の＠松山茉生（まつやま・まお）さんに敗れており、「やっぱり秘策はドローでフェアウェイをひたすら転がす。僕の時もそうでしたし、あれで優勝する人は、必ずそうなんで…」などと、すでに頭がいっぱい。

ゴルフの状態は悪くない。
しかし「ちょっと疲れがたまってきているのか、ショットに切れがない」と明かす現状・打破のカギは、＠松山さんと、ルーキー年の22年から、3季連続飛距離1位を続ける河本力（かわもと・りき）と同組になった予選ラウンドにヒントがありそう。

「そこの組に揉まれてちょっと切れが戻ればいいですね」。

今年は史上初の連覇とで、W優勝なるか。
20ー21シーズンの飛距離1位は今年も三好でいっぱい見せ場を作る。