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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2025

みどころは予選通過をするかどうか?!  堀川未来夢「週末にクラブを握っていられるように」

「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」は選手会の主催大会。

だから出場選手みんながホストプロになるのだが、その中でも特に、頑張りたいのが大会特別協賛「サトウ食品」契約プロの中西直人(なかにし・なおと)と、塩見好輝(しおみ・こうき)と、堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)と、片岡尚之(かたおか・なおゆき)の4人。

24日の火曜日夜に、今年リニューアルしたばかりの千本松牧場「ファームレストラン」で行われた““選手と、大会に関係するすべての方々との交流会”でも4人集まり、恩人らの前でそれぞれ意気込みを述べたのだが、どうにも歯切れが悪い。




なんとなくごまかしながら、「大会のみどころ」へとさりげなく話題を変えた瞬間、すかさずツッコミを入れたのが、はじめ社長こと佐藤元(さとう・はじめ)代表取締役社長。
「みどころは、君たちが予選通過するかどうかだろう!?」。
鬼の一声に背筋シャキーン。
「頑張りますっ!!」と、声が揃った。

確かに、過去4度の開催で、すべて予選通過を果たしているのは2021年歴代覇者の片岡だけ。
中西と堀川は予選通過が2回ずつ、塩見はまだ0回と苦戦しており、週末はABEMAの中継ブースや、ラウンドリポーターでマイクを握っているのがたいがい。

特に堀川は、昨年大会の予選ラウンド2日目に、上り3連続バーディを奪いながら、カットラインに1打足りずの憂き目に遭っており、「今年は週末にクラブを握っていられるように」と、切実だ。

現状のゴルフの調子は、「テイクバックの始動から違和感ありながらインパクトに入るので、どこいくかわかんない状況を、隠し隠し…」などと心もとないが、それでも今月の「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」では、蟬川泰果(せみかわ・たいが)とプレーオフの末に2位。

悪い中でもまとめてくる力には、天賦の才を持っている。

動画チャンネルの登録者数もいよいよ40万人に到達し、ますます満帆にも見えるが「これ以上はゴルフのジャンルを超えていかないと増えないと思う。ゴルフをしない人でも面白く見てもらえるような動画を作りたい」と、意欲は高まるばかり。
「ホストプロとしても勿論、気合が入っている。空回りしないように。頑張らないと!」。
予選ラウンドは昨年覇者の石川遼(いしかわ・りょう)と、日大後輩で本大会の新実行委員長の阿久津未来也(あくつ・みきや)と同組。
ひときわ注目を集めそうだ。

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