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ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント 2025

堀川未来夢が“ラウンド解説”しながら2打差2位

元カンテレのアナウンサーで、ユーチューバーの坂元龍斗さんの密着取材で、ラウンド中もぺらぺらと解説しながら初日の5アンダー「66」に続いて、ボギーなしの3アンダー「68」。




2020年から大会主催のACN契約選手として活動し、同社の“CMタレント”もつとめる。

堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)が2日目を終えて8アンダーの2位タイ浮上。
昨年3位で逃したホストVを今度こそ獲りに来た。

上ってすぐ、人気アイドルグループ「WEST.」のメンバーで、本大会ではアンバサダー兼テレビリポーターをつとめる濵田崇裕さんに突撃取材を受け、いま好調と話すパットの秘訣を懇切丁寧に伝授して、喜ばせていた。




ホストプロとして大会の盛り上げに奔走しながら「ゴルフの結果でも、期待に応えてこそプロ」との信念を貫く。
ただ、「順位的にはいいけど、今日も18ホールを見るとドタバタした内容」と、不安はある。

「いま自分の中でティショットがすごく悩み」と、スタート前にミスの傾向を緻密に分析。
「嫌な感覚が出た時の応急処置ではないですが、逃げ球をひとつ作ってコースに出る。ティアップを1センチくらいにしてターフを取ったり、低いスライスを打ったり。いまドライバーで上空に行くのが凄く苦手なので。ほとんどゴロみたいな打ち方で、キャリーで220ヤードくらいを打つイメージです」。

数ある引き出しからあの手この手で、緊急時の手当ては完璧。
この日は13番と、6番とで外からパターを使ったバーディ2個と、18番ではアプローチをチップイン。


「ボギーになりそうなところでパットに救われたり、ミスしても安全な方に打てたり、ショットは散らばっていますが、クラブジャッジも上手くできた」と、安堵した。

昨今の朝晩の冷え込みで、「今朝は練習中にパキって行っちゃった」と、持病の首ヘルニアも、けして状態はよくないが、主催者の期待を軽やかに背負って奮闘する。

「初日7個で、きょうはバーディ3つ。失点をいかになくして、いくつ得点できるかが僕のゴルフ。そこに徹したい」と、土日もコースマネジメントの鬼に徹する。

「新たな取り組みで、男子ゴルフの魅力を引き出してくださった」と木、金のプレーを密着取材し、ご自身の動画チャンネル「シングルになりたいアナウンサーの休日ゴルフ」で配信してくださった坂元アナウンサーにも大感謝。

平日にもかかわらず、昨年より明らかに増えていると感じる来場者にも「お力をいただいている」と頭を下げ、「引き続き、男子ゴルフの面白さを伝えていけたらいいな、と思います」。
最後は、ホストVで報いる気持ちはもちろんだ。


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