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フジサンケイクラシック 2022

大漁祈願。岩﨑亜久竜は釣れるところを模索中

首位につけた片岡尚之(かたおか・なおゆき)は同い年だ。
2位の堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)は日大の先輩で、先週の初優勝から初日は4アンダーと、好発進した河本力(かわもと・りき)も、2つ下だが学生時代にしのぎを削った。


プロ2季の岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)も182センチの長身を生かして飛ばす部類だが、今季の平均飛距離では、まだ300ヤードを越えていない。

「まだまだ。リキくらい飛ばしたい」と、現在飛距離1位の年下プロに羨望を隠さず、初日から速報ボードをちらちら見ながら「自分も頑張らないと!」。

心を燃やして9バーディ(3ボギー)を獲得。初出場の試合で「65」と遅れず、2位タイにつけた。




ファイナルQTランク9位で、初のツアーメンバー入りを果たした今季、国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」の5位をかわきりに、トップ10が4回。
獲得賞金は2000万円を超えて、現在賞金ランキングは11位につける。


初優勝が待たれる若手の一人は、来季の海外進出を視野に欧州ツアーのQTセカンドはすでにエントリー。

また今後の賞金ランク次第では米二部ツアーの予選会も受けられるだけに、「少しでも上へ」と、チャンスをにらむ。


転戦中の癒やしは、魚釣り。

「でも、海とかそういう本格的のではなくて、食べれる魚が簡単に釣れる釣り堀です」と、その場で釣果をすぐ料理してくれるスポットで、鮮魚に舌鼓を打つのがささやかな楽しみ。
「今週はまだ行ってない。釣れるところを探し中です」。
公私ともに大漁の大チャンスを模索する。

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