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ANAオープンゴルフトーナメント 2025

岩﨑亜久竜が史上3人目の連覇へ。V副賞「日本ハムの始球式」にも意欲

岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)が偉業に挑む。
過去50回で大会連覇は、尾崎将司(1973—74年、94—95年)と杉原輝雄(77—78年)の2人(3例)だけ。


プロ転向は2020年。2人のレジェンドには会ったことも話せたこともないが、もちろんその偉大さは岩﨑も知っている。
「"3人目"になれるように頑張ります」と、意気込みに躊躇はなかった。

また23年の「日本オープン」に続くツアー通算2勝目を飾った昨年大会のVスコア20アンダーは、94年の尾崎に並ぶ最多アンダー記録だった。
「今年は越えたいと思います」と、“ジャンボ越え”にもやる気だ。

「去年はパットが良かったので、並べましたけど、コースは難しい印象。先週の韓国(Shinhan Donghae Open)が洋芝だったので、流れを変えることなくできそうです。その日のベストを尽くせるように、頑張りたいと思います」と、丁寧に思いを述べた。




クラブハウス前に展示された昨年のV写真との記念撮影会で、きりっと丸刈りを披露した。
先々週の日曜日に、自宅でバリカンを振るってくれたのは、今年7月に結婚したばかりの奥様だ。

以前、弟さんの髪を切ったことがある、と自信たっぷりに言うので喜んで任せたら、一気に頭頂部付近まで刃を入れられ、「モヒカンになっちゃって…。もうボウズだ!と」。
欲を言えば、もうすこし長めの仕上がりが理想だったが、「さっぱりしていい」と、今は気に入っている。

初優勝の「日本オープン(23年)」は、毎年コースが変わるが、同一コースで連覇を狙うのは、これが初めて。
「去年のいいイメージがあるので頑張れそうです」。
思い出の輪厚(わっつ)での新婚初Vへの思いにも、拍車がかかる。

51回目の今年は、V賞金2000万円やANAの国際線ファーストクラスのペアチケットなどに加えて、目の色が変わる特典が、プロ野球の北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールド」で始球式に挑める権利。
ファイターズの清宮幸太郎・内野手とは、3年前からキャディの湯本開史(ゆもと・かいし)も交えて、毎年12月に一緒にゴルフをするほど仲良しだ。

連覇達成なら、球場での競演も実現できる。
「投げたいです。投げて、抑えたいです!」。
野球はまったく素人だが、意欲だけはある。

この日はプロアマ戦後に、谷原秀人や阿久津未来也、生源寺龍憲、清水大成、蟬川泰果らと一列に並んで一斉にパターを打つパットチャレンジに挑戦。
現在、その様子を収録した動画を作成中ですので、そちらも合わせてお楽しみください。

また、今年も「北海道日本ハムファイターズ」のユニフォーム着用してのご来場と共に、同観戦チケットのご提示で本大会を無料で観戦できますよ。


何回で成功したかな?

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