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長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2022

金谷拓実が初ホールインワン→単独首位発進

海外から戻ったばかりの金谷拓実(かなや・たくみ)が北海道で、初日から会心の一撃を見せた。

右から向かい風の前半16番、185ヤードのパー3で5アイアンを持ったティショットがカップイン。


自身ツアーで初のホールインワンを達成して、思わず背後の看板チェック。

700万円もの特別賞金は、しかし土日の決勝ラウンド2日間が対象で、「残念でした」と、悔しがってみせたが、同組の宮里優作や、石川遼ら豪華メンツとのハイタッチに、晴れやかな笑顔を見せた。


「16番のいいプレーで心に余裕もあり、その後もストレスなくピンに打っていけた」と快打に弾みをつけて、雨にも負けず勢いを加速。

18番と、折り返してすぐ1番でも長いパットを沈めて2連続バーディを奪った。


右に外した2番では、きわどいパーパットも拾い、4番では170ヤードの2打目を6アイアンで2メートルにつけて6アンダー。

2位と1差の「66」で飛び出した。


欧米ツアーを織り交ぜながら、4月のマスターズ、5月には全米プロ、そして7月の全英オープンと今季はメジャー3戦に臨んだが、どれも決勝ラウンドに進めなかった。


特に、3度目の出場だった全英オープンは、最後18番でバーディなら通れた。

「それが分かっていて獲れなかった」と、また1打届かずに、予選敗退の消沈は相当なものだった。


今季日本ツアーはこれがやっと3戦目。
今年こそ、海外での活躍場を求めて年頭から積極的に挑戦を続けてきたが、まだどこのツアーにも足がかりは作れていない。

忸怩たる思いを抱えて帰ってきたと思うが「どの試合でもベストを尽くすのは変わらない」と、初日の好発進にも浮かれず、「今日は良いプレーができましたので。これをどこでも続けられるように。また改善していけたらいいかなと思います」と、自分に言い聞かせるように「明日も自分らしいプレーを」と、静かに誓った。



明日も自分らしく

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